不動産売買の仲介によるメリット・デメリット
2026/10/12
不動産売買の仲介によるメリット・デメリット
不動産を売却するときの「仲介」とは、不動産会社に買主を探してもらい、売主と買主の間に入って売買契約や引き渡しをサポートしてもらう方法です。
仲介は、できるだけ高く売りたい方に向いている方法ですが、売却までに時間がかかることや、仲介手数料が発生することなどの注意点もあります。
1. 仲介によるメリット
① 高値で売却できる可能性がある
不動産会社が広く買主を募集するため、複数の購入希望者が現れれば、希望価格に近い金額で売れる可能性があります。
② 多くの購入希望者にアプローチできる
不動産ポータルサイトや自社顧客への紹介、広告などを活用して、個人や法人など幅広い買主を探せます。
③ 売買の手続きをサポートしてもらえる
価格交渉、購入申込みへの対応、売買契約、決済・引き渡しなど、専門的な手続きを不動産会社に相談できます。
④ 販売価格や条件を自分で検討できる
売出価格を設定し、買主からの提示条件を比較しながら、価格や引き渡し時期などを交渉できます。
2. 仲介によるデメリット
① 仲介手数料がかかる
売買が成立すると、原則として不動産会社に仲介手数料を支払います。売却価格によっては数十万〜数百万円になることもあります。
② 売却までに時間がかかる
買主探し、内覧、価格交渉、住宅ローン審査などが必要です。物件や市場の状況によっては、売却まで数か月~半年以上かかることもあります。
③ 売却価格や時期が確定しない
査定価格は売却を保証する金額ではありません。希望価格で買う人が見つからず、値下げが必要になる場合もあります。
④ 内覧や販売活動への対応が必要
居住中の物件では、購入希望者の内覧日程を調整したり、室内を整理したりする手間がかかります。また、広告掲載によって売却を周囲に知られる可能性があります。
⑤ 売却後も責任が生じる場合がある
契約内容によっては、引き渡し後に契約不適合責任などの問題が生じることがあります。物件の不具合や告知事項を正確に伝え、責任の範囲を契約前に確認することが重要です。
3. 仲介手数料はいくらかかる?
売買価格が400万円を超える場合、一般的な仲介手数料の上限額は、次の速算式で計算できます(消費税込み)。
仲介手数料の上限 = 売買価格 × 3% + 6万円 + 消費税
例えば、売却価格が3,000万円の場合は次のとおりです。
売却価格 3,000万円の場合
105万6,000円
仲介手数料の上限額(税込)
計算式
(3,000万円 × 3% + 6万円)× 1.1
※これは上限額であり、必ずこの金額になるわけではありません。別途、登記費用、住宅ローンの繰上返済費用、譲渡所得税などが発生する場合もあります。
4. 仲介と買取りの違い
|
比較項目 |
仲介 |
買取り |
|---|---|---|
|
売却価格 |
高く売れる可能性がある |
仲介で売る場合より低くなる傾向 |
|
売却期間 |
買主探しが必要 |
条件がまとまれば比較的早い |
|
仲介手数料 |
原則必要 |
不動産会社が直接買主なら原則不要 |
|
内覧・広告 |
原則あり |
一般向け広告や内覧は通常不要 |
|
売却の確実性 |
買主が見つかるかによる |
買取条件の合意後は比較的高い |
|
向いている人 |
価格を重視する人 |
早さ・確実性を重視する人 |
5. 仲介で失敗しないためのポイント
-
複数の不動産会社に査定を依頼する。 査定額だけでなく、金額の根拠や販売戦略を比較します。
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査定額と実際に売れる価格を区別する。 根拠の薄い高額査定には注意しましょう。
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媒介契約の種類を確認する。 一般媒介・専任媒介・専属専任媒介には、それぞれ異なるルールがあります。
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販売活動の報告頻度を確認する。 問い合わせ件数や内覧状況、価格見直しの提案などを確認します。
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売却後の手取り額で判断する。 仲介手数料や税金などを差し引いて比較しましょう。
-
内覧や案内等がある場合、遠方の不動産会社より近隣の地元密着の不動産会社の方が安心・信頼感もあるでしょう。
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